BIOMASS バイオマス発電

ABOUT バイオマス発電について

私たちが次の世代に持続可能な社会を残すためには、温室効果ガスを削減することが大切で、発電においても、石炭、石油、天然ガスといった化石燃料から、再生可能エネルギーに切り替えていくなどエネルギーのベストミックスへの努力が必要です。
バイオマス発電は、化石燃料を除く生物由来の燃料を燃やして蒸気をつくり、その蒸気でタービンを回して発電機を動かす発電で、その仕組みは基本的に従来の火力発電所と変わりません。
しかし、起源が数千万年~数億年前と言われる化石燃料と違い、光合成により二酸化炭素を吸収して成長する木材資源は、再生可能エネルギーに位置付けられます。二酸化炭素の排出と吸収がプラスマイナス0であることから、これをカーボンニュートラルと言います。

バイオマス発電は再生可能エネルギーの中でも、太陽光発電や風力発電と違い、出力を天候に左右されることがなく、安定した発電が可能であることからベース電源に位置付けられます。

FUEL バイオマス燃料

半田バイオマス発電所で使う主な燃料は、国内外の木材を細かく砕いたチップと、主に東南アジアで栽培されるパームヤシの実から、パーム油を搾り取ったあとのヤシ殻、 PKS(Palm Kernel Shell)です。